2012年12月19日水曜日

鹿行のイルミネーションスポット

鹿行地域のイルミネーション。
かなりの規模に驚きました。

まずは行方市麻生公民館

当公民館を中心に開催された行方市イルミネーションフェスティバル。
150,000個のイルミネーションによって装飾されていました。
今年は12月3日~25日までの約1ヵ月もの間開催されていました。 (井)


駐車場からの眺め
装飾された高さ約10 mのヒマラヤスギ



光のゲートを・・・





 お次は鹿嶋市の鹿島神宮駅前にて開催されていた「KASHIMA光のアートギャラリー」。

こちらは約6万球の光で彩られていました。
期間中にはミニコンサート等のイベントがあったり、
大晦日は夜通し点灯しているそうです。








駅から鹿島神宮方面へ向かう坂の途中にも
































2012年11月26日月曜日

教育学部社会選修の授業「地域へのアプローチ」

1122日(金)~25日(日)に、教育学部社会選修の授業「地域へのアプローチ」が、水圏センターを利用して行われました。参加者は、教育学部の小野寺先生、筑波大大学院の横山先生、教育学部の1~3年生の15名でした。実習の内容は、潮来市内旧牛堀町にあたる大賀・釜谷・水原の3集落の農家・漁家計6名の方々への聞取り調査、土地利用調査、および村社(大生神社)での碑文・石塔の調査などでした。
先生方からは、「地域の皆様に温かく迎えていただき、学生はそれぞれに地域の生活や文化に関して知見を深めることができました。今回の経験は、座学では得ることのできないもので、それぞれ教職や公務員などを目指す上で良い経験となったと思います。末筆ですが潮来市役所の皆様、大賀・釜谷・水原地区の皆様に御礼申し上げます。」とのご連絡をいただきました。どうもありがとうございます。
いつも地形図を片手に地域の生物誌・自然誌を研究している当センターの教員&学生は、参加はできなかったものの、実習内容をとても興味深く感じていました。皆様のまたのご来訪をお待ちしております。(加)



近世に建てられた石塔の文字を写しているところ(大生神社にて)


石碑や低地と台地の土地利用の説明を聞いているところ


2012年11月15日木曜日

慶応義塾普通部と東工大の先生方が見学に!

 111510:3014:00に、慶応義塾大学普通部の谷口先生と東工大の池田先生が、水圏センターへ見学にいらっしゃいました。センター内で利用できる施設や調査機器などを見ていただいた後、センターの調査船で北浦の環境を観察したり、投網を体験したりしていただきました。中高生の教育コンテンツについて、いろいろとアドバイスもいただけました。
  次は、来年の春以降に、生徒さんたちに体験投網教室を!という話も出ました。次の機会のご来訪をお待ちしております。(加)

投網体験中
調査船で北浦へ

2012年11月1日木曜日

今年もコスモスが満開!

11月1日晴れ。毎年、この時季、水圏センター周辺の田んぼは、コスモスの花でピンク色に染まります。このコスモスは、水郷潮来観光協会が主催する「潮来市コスモスまつり」の一環で、稲刈りが終わった田んぼに植えられたものです。コスモスの花は、自由に摘み取ってもよいことになっています。センターの近くまでは、あまり観光客が来ませんので、逆に、超穴場スポットとして一部の人に喜ばれているようです。(金)


コスモスが満開!(センターから徒歩50秒地点にて)

2012年10月26日金曜日

潮来二中の生徒の皆さんが来所

10月26日,潮来二中の生徒の皆さんが,総合学習の一貫で,水圏センターにいらっしゃいました.この日のメニューは,次の通りでした.

 14:00~14:30 N先生による湖沼学概論・・・霞ヶ浦やその水質について
         クロロフィル計測のための湖水濾過を実演
         パックテスト(COD計測)も実演

 14:30~15:00 生物顕微鏡で霞ヶ浦の動物・植物プランクトンの観察

プランクトンの観察では,自然と興味深そうなざわめきが・・・.
生徒の皆さん,おつかれさまでした.また,いつでもいらしてください.(井)

湖沼学概論


霞ヶ浦の匂いを実際に嗅いでみよう!


湖水濾過の実演

 
ろ紙が植物プランクトンで緑色に

生物顕微鏡でプランクトン観察


プランクトンは観察できたかな?

2012年10月24日水曜日

新米出来ました


新米が出来たのでセンターの皆様へおすそ分け。
(瀬)




鹿嶋の海でスノーケリング

1024日の昼休み。ちょっと気晴らしに、センターから車で10分程の鹿嶋市某所の海岸で、K先生とスノーケリングをしてきました。短い時間でしたが、アカカマス、ボラ、ウミタナゴ、クロダイ、オヤビッチャ、ニジギンポ、イソギンポ、アヤアナハゼ、スジハゼB型、ショウサイフグ、メジナなどなど、いろいろな魚に出会うことができました。(金)



マスクとスノーケルを片手に!
ボラの群れ







2012年10月22日月曜日

東大研究チームが来所

東京大学大学院水域保全学研究室の佐野先生と大学院生3名が来所され、鹿島灘の砂浜海岸で魚類調査を実施しました。気持のよい秋晴れのなか、無事、今年の調査が終了しました。調査の締めくくりに、手作りサンマ寿司をみなで食べました。(加)

鹿島灘の砂浜海岸での魚類調査

サンマの炭火焼きと寿司

下総層群を観察

地質が専門の産総研と東大大気海洋研の研究者が来所され,センターにほど近い下総層群と呼ばれる地層を観察して回りました.この辺りに見られる地層は,12万年くらい前にできたと考えられています.

露頭(地層が見える崖のようなところ)の状況もここ数年で変わってしまい,以前見れた場所も多くがなくなっています.

上の写真の近くでは昔,非常に大きなウェーブリップルが見れたのですが,埋まってしまっていました.8年前は下のようなものが見れたのですが。。。
真ん中に見える茶色い波模様がウェーブリップルです.昔ここが海の底だったときに波によってできたものです.いまでも砂浜に遊びにいくと砂がでこぼこしていることがあると思いますが,あれがたまたま地層に残ったものです.これはその中でも特大です.

地質の勉強を始めたころ,こうやって“波の化石”が 残っていることに驚いたものです.(山)

2012年10月20日土曜日

国分寺高校生物部 ご来訪!

102010:3013:00に、都立国分寺高校の先生方と生物部のみなさん20名、県立熊谷西高校の先生、東邦大東京湾生態系研究センターの研究員の方が、水圏センターに見学にいらっしゃいました。この日のメニューは、次の通りでした。

<この日のメニュー> 
1.  水圏センターの施設紹介・ご利用案内
2.  モーニングセミナー(=研究交流会)
・センターの研究の概要
・センター所属の大学院生の研究紹介
 (霞ヶ浦のハゼのはなし / 涸沼の魚のはなし / 放射線物質の計測方法など)
・国分寺高校のみなさんの研究紹介
 (淡水魚の耳石の分類のはなし)
3.  センター内の見学
  (大学院生の案内で、いろいろ見たり、触ったり・・・、センターをプチ体験)

センター内では、私たちが行っている水質、地形・地質、底生生物、魚類の研究の様子などを、ありのままに見てもらいました。この日は、さまざまな漁具や湖沼観測機材、研究に使う小物、学会発表のポスターなどのほかに、センター所蔵の1960年代の涸沼産魚類標本(ほぼ地域絶滅の涸沼産ニシンも含む)、霞ヶ浦・北浦の古地図や1970年代の沈水植物の標本、魚類の軟硬骨透明二重染色標本、チャネルキャットフィッシュの骨格標本、センター周辺の地層の剥ぎ取り標本なども展示してありました。普段から生きものの研究をしている高校生たちに、いろんな点で興味をもってもらえたようで、こちらとしても安心しました。 

研究交流会では、生物部の方々がハイレベルな魚の研究をなさっていることを聞き、センターの大学院生&教員ともに、とてもよい刺激になりました(若干、ビビりました)。次は、一緒にフィールドに出たいと思います。またのご来訪を、お待ちしております。(加)
大学院生の発表

高校生の発表

投網を実演!・・・魚模型を見事に捕えてるぞ


玄関の水槽の雑魚たちを見学中

実験室で霞ヶ浦のさまざまな魚類標本を観察

1960年代の茨城県涸沼の標本(今はほぼ絶滅状態のもの)

屋上のライトトラップを見ているところ

屋上の風速・風向計の前にて

古地図で霞ヶ浦の今昔を確認。貴重な水草標本は手前。

さまざまなユスリカの下唇版などを観察中

堆積物のコアも観察中

2012年9月28日金曜日

茨城大学大学院の国内実践教育演習

9月26日~28日に、霞ヶ浦とその流域の市町村で、茨城大学大学院サステイナビリティ学教育プログラムの「国内実践教育演習」を行いました。今回の演習の概要は、行方市をフィールドワークの場とし、行方市周辺でのヒアリングを通じて、霞ヶ浦周辺で展開されている産業が地域振興や環境保全への貢献に現在どのように寄与しているか、あるいは今後どのように寄与できるかについて大学院生の立場で考えていく、というものでした。参加者は学生25名、教職員4名でした。


1日目:霞ヶ浦湖上見学、茨城県霞ケ浦環境科学センター(センター長ご講演)、行方市役所の方々のお話、水圏センターで懇親会(バーベキュー)と宿泊

2日目:農業グループ、商業グループ、漁業グループに分かれ、グループごとにフィールドワーク(ヒアリング先:行方市商工会、行方市観光商工課、霞ケ浦環境科学センター、水産試験場内水面支場、農家などなど)。レイクエコーでミーティング&宿泊

3日目:午前中に発表準備、午後に報告会

各グループがヒアリングや議論を通じて導き出した結論は、どれも興味深いものでした。今回の演習は、地域のみなさまのご協力なしに、実施することはできませんでした。この場を借りて、みなさまに心より御礼申し上げます。(水圏センター職員一同)


成果発表会の様子
行方バーガー(なめパックン):有名なチャネルキャットフィッシュバーガーです。

2012年9月24日月曜日

「魚類学会年会in下関」へ参加

9月22~24日に、山口県下関市の水産大学校で開催されていた日本魚類学会年会に参加してきました。こちらの研究室からは3名が参加し、それぞれが1題ずつ発表をこなしてきました。今回の発表内容は、次のようなものです。
)北浦のヨシ帯における魚類の季節的出現と分布様式
2)涸沼の塩性湿地クリーク奥部にみられる特異な魚類群集
3)東日本大震災によって人工潟湖の塩性湿地魚類群集に生じた変化

発表当日や懇親会ではさまざまな方々から数々のコメントやアドバイスをいただくことができました。懇親会・各種飲み会では下関ならではの豪華フグ料理も堪能させてもらいました。

番外編: 2日目の発表終了後の夕方は、釣りキチ学生とともに大学近くの釣り公園へ。竿を下した瞬間にアジがいくらでも釣れました(イサキ、アイゴ、フエダイ類も混じり)。CPUEは150尾超/2名・1時間!でした。3日目は移動日でしたが、早朝、エクスカーションで周防灘の塩性湿地(学会期間中に当地の研究者から教えてもらった場所)、唐戸市場なども視察。茨城とは全く違う生物相を肌で感じてきました。(加)

水産大学校: まわりは海!いい立地です。

スーツを脱いで釣りをする男

さすが釣りキチ!

周防灘某所の塩性湿地クリーク

シオマネキ類とヘナタリ類

2012年9月22日土曜日

黒鳥

北浦で釣りをしていると、黒鳥があらわれました.
どうやら釣り餌を狙って寄って来た様子・・・・・・
(井)


餌を狙って寄って来た黒鳥
「毛づくろい」始めました
暫く毛づくろいを・・・


その後、餌を貰えないと分かったのか何処かへ去って行きました.

*ちなみに、コクチョウ(黒鳥、学名:Cygnus atratus)は、オーストラリア固有のハクチョウの仲間で、日本では外来生物です。水戸の千波湖では、桜の咲く頃に、巣作り・繁殖しているのをふつうに見ることができます。センター近くの北浦でも、1羽がたまに確認されています(一年中、北浦に留まっているかどうかは、ナゾです)。

2012年9月19日水曜日

信州大学自然環境診断マイスター実習

9月17日~19日 信州大学の山本先生と学生6名が、信州大学自然環境診断マイスター実習のために水圏センターに来所されました。

2012年9月7日金曜日

農学部の先生と留学生が実習で来所

9月7日 農学部の黒田先生と留学生5名が、実習のために水圏センターに来所されました。
湖上での環境要因(水温、溶存酸素量、透明度)の測定、プランクトンとベントスの採集などを体験していただきました。
 


透明度の測定

投げ込み式プランクトンネットでプランクトン採集

採集したベントスをバットにあけて観察